こんにちは、手作り大好きArikiriです。
フェリシモ【クチュリエ】トランシルヴァニアからの贈りもの イーラーショシュの暮らしの刺しゅう小物の会 1回目はこちら。
フェリシモ「トランシルヴァニアからの贈りもの イーラーショシュの暮らしの刺しゅう小物の会」の2回目は巾着、3回目はポーチが届きました。
旅行に出る予定があったので、3回目ポーチのキットを使ってサコッシュを使ることを考えました。
刺繍は事前に出来上がっていたものの、ポーチの作成を始めたのが出発前夜で、工程ごとに写真を撮る余裕がなく、作成中の写真がありません(~_~;)
イーラーショシュの暮らしの刺しゅう小物の会3回目
3回目もリーフレットと材料・説明書・図案テンプレートが入っていました。今回はブルーの糸です。
サコッシュは赤の刺繍で仕上げたいので、1回目の糸の残りを使います。
刺繍開始
説明書には刺す順番が書かれているので、その通りに刺し進めます。
サコッシュ
キットなのでバッグ部分の出来上がりサイズが決まっていて、前回作成したサコッシュのように口を折り返すことは出来ません。
貴重品入れとしての機能を考えるなら折り返した方がいいのだろうけど、これは折り返し無しで仕上げて行きます。
キットに入っていたファスナーはブルーだったので、セリアのファスナーを別途用意して、長さを合わせて使用します。
作り方
- 基本的にはキットの説明書通り作りますが、袋に縫う前にDカンを取り付けます。
- ファスナーはファスナー用押さえを使うと金具が邪魔になりにくくて縫いやすいです。
- 外布のサイド部分を縫って袋にします。
- 内布の返し部分を除いたサイド部分を縫って袋にします。
- 表に返して、開けておいた部分を縫い止めます。
- 刺繍した糸を使ってタッセルを作り、ファスナーに止め付けます。
実は、5の開いている部分を縫う余裕がなく、旅行中は開いたまま使用しました。とりあえず支障は無かったものの、そろそろ縫い合わせようと思います(^^;)
ショルダーストラップの作成
サコッシュ用のストラップを新しく作ります。
出来れば15mmのヌメ革テープにしたかったんだけど、手持ちがないので10mmで作成しました。
材料
ヌメ革テープ(本革テープ)10mm 2m
Dカン 2個
ナスカン 2個
リュックカン(ハシゴカン) 1個
カシメ2個
ファスナー 1個
本革シート 1cmX5cm 2個
作り方
- ヌメ革テープの両端を4cm程度を厚さ1mmに梳く。
- 事前にリュックカン及びナスカンの通し方を確認する。
- リュックカンに通したヌメ革テープの片側にナスカンを取り付け、カシメで固定する。
- ヌメ革テープの残った端にも同じようにナスカンを取り付け、カシメで固定する。
ヌメ革テープ両端を梳くのはカッターでも出来るので、特別な道具を用意しなくてもOKです。
完成
サコッシュのDカンにショルダーストラップを取り付ければ完成です。
ショルダーストラップの長さは使いやすい長さに調整することが出来るので、実際使ってみて調整して下さい。
今回は2mで作成しましたが、短く使いたい場合はヌメ革テープの長さをもっと短くした方がいいかもしれません。
使い勝手
旅先では、毎日貴重品をこのサコッシュに入れて歩いていました。
この時期は寒いので、このサコッシュを身につけてからダウンを着ていて、外からは見えないようにしています。
サコッシュの中に入れているのは、
- パスポートケース
- お財布
- スマホ
で、この程度であれば上からダウンを着ても、あまりジャマになりませんし、形もくずれません。
イタリア滞在2週間ほどして、買い物をしていたら、途中から肩が凝ってきました。それまでは気にならなかったのに。。。
肩こりが気になる方は、チョークポーチを腰に付けて貴重品を入れる方がいいかもしれません。
残念な事に、このキットは既に販売終了となってしまい、現在販売されているのは【トランシルヴァニアからの贈りもの シク村のアウトライン刺しゅうのタペストリーの会】です。
こちらはブランケットステッチではなく、アウトラインステッチを使って仕上げ、9回分をつなげると大きなタペストリーになります。ステッチは違うものの、生成りの布に赤い糸の刺繍がとても可愛い(^^)
1回分ずつクロスとして利用するとか、2枚を合わせてバッグにするとか、もアリですよね。
図案を写したりするのがちょっと面倒だけど、興味のある方は本を見ながら作ってみませんか?

カロタセグのきらめく伝統刺繍: 受け継がれる、ハンガリー民族のきらびやかな手仕事
- 作者:谷崎 聖子
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2013/09/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
2回目に届いた巾着のキットは刺繍を始めたものの、すぐに旅に出てしまったので全然進んでいません。
ただ、3個目ともなると、かなり手慣れてきたように思います。イタリアまで持って行ったものの、なかなかやる気になれずそのまま持ち帰り、帰国したら4回目のキットも届きました。
ようやく落ち着いて来たので、そろそろ刺繍再開しようと思っています。
では、また(^^)
※注 このブログに掲載している作品は、私のオリジナル作品を含んでいます。商用利用の際はご連絡をお願いいたします。
大好きなイタリアに行くために陸マイラー稼業もやってます。
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